プレバン限定のMGドワッジ改を簡単フィニッシュで製作しました。
簡単製作ということで表面処理後、部分塗装とつや消し塗装にて完成させました。いつもは全塗装で製作していますが、最近のガンプラは整形色だけでもかなり細かく色分けされているため、あえて全塗装する必要もないのかと感じたためです。といってもランナー切り取り跡は残ってしまいますが、気にしなければ気軽にガンプラを製作できるのでいいですね。
つや消し塗装はエアブラシで行いました。塗料はガイアノーツの「Ex-フラットクリアー」をMr.カラーの薄め液で塗装しました。このクリアーは瓶入りですが、エアブラシを使うとスプレータイプ缶でつや消し塗装するよりもコスパは良いですね。
この前初めて「持ち手」を購入しましたが、とても使いやすく、作業効率が格段に上昇しました。この持ち手はMr.ホビーの「Mr.ネコの手」です。多くのモデラーもが使っているだけあって買って損はありません。
このMGドワッジ改の唯一の改造点ですが、部品取りとしていたMGノーマルドムのハンドパーツを流用しました。画像の上がノーマルドムで下がドワッジ。MGドワッジのハンドパーツは全指間接が可動する優れものなのですが、他のMSとの汎用パーツのためか、ドムのイメージである力強い拳としては、貧弱(小さい)でしたので、たまたま余っていたノーマルドムのものが取り付けられるようにしました。交換はドワッジの手首受け軸のグレーのパーツをノーマルドムのポリキャップに交換するだけです。その際、若干ドワッジ側にノーマルドムのポリキャップを差し込む際に、受けの穴がきついので、ピンバイスで拡張しただけです。
ビームバズーカと胸部のセンサー類は無色のクリアーパーツだったので、クリアブルーで表を塗装し、この後裏面をシルバーで塗装して取り付けました。以下完成画像です。
プレバン限定で購入したガンプラはこのMGドワッジ改が初めてでしたが、通常のキットよりも高額であるのに、ボックスアートがモノクロなのはどうにかならないのでしょうか。カラーにしてほしいですね。キット自体の出来はすばらしく、ほとんど塗装しなくても設定どおりの配色であったり、20年も前のドムのリデコでありながら、最新のMGにも引けをとらない完成度でした。ABS樹脂を使わずに、KPS樹脂を間接部分に使っているところは良かったとお思いますが、間接以外の武器類もKPSだったのが少し残念な部分ですかね。KPSはやわらかいプラなので、すぐ傷がついたりします。ですがこのキットは購入してよかったと思います。